仏壇・仏具のデパート! 悼む心を伝える「三善堂 田原町店/西浅草店」

国際通りの入口、東京メトロ「田原町」の駅には、田原町の目印のように「三善堂」の広告が数多く見られる。
その三善堂が、今回ご紹介するお店。仏壇・仏具の専門店だ。

三善堂は、常時1000基以上の仏壇が店頭に並んでいるという、日本最大級の品揃えを誇る。さらに、全国でも限られた店しか加盟できない「全国優良仏壇専門店会」加盟店だ。
知る人ぞ知る仏壇界のデパート的存在。なんと、2009年に国立競技場で行われた大規模な「石原裕次郎23回忌法要」の内陣荘厳もここで手がけていたのだ。

仏壇の種類は、漆塗り金箔の「金仏壇」、「唐木仏壇」(からきぶつだん/仏壇の柱などに職人の彫りが入った紫檀などの材のもの)、「家具調仏壇」など様々。それぞれに「台付き」「上置き型」「厨子型」などのサイズ・用途でも色々な種類がある。
仏間がない昨今の住宅事情から、現在の人気は家具調仏壇とのこと(諸田徳太郎常務による)。扉を閉めれば、本箱のような、とてもシンプルな作りのものだ。

だが三善堂では、ご要望を聞いた上で、唐木仏壇も薦めてみることもあるという。「仏壇には、日本の伝統文化という側面もありますので。職人の彫りの入ったものは、やはり雰囲気が違います」

三善堂では、購入後のアフターサービスも万全。きちんと自社で配送・設置してくれ、経験豊富な「お仏壇アドバイザー」が仏具の置き方なども丁寧に教えてくれるという。

店では、仏壇の他にも、仏具、数珠なども豊富に販売。
中には、「故人の好きなもの ローソク」などあって、面白い。ビール、カップラーメン、だんご、日本酒、お茶など故人が好きなものを直接供えることが叶わぬ時、これに火をつけて置く。こちらの気持ちは伝わる気がする。

三善堂は、昭和14年創業。元々は、仏壇や宮の伝統工芸師が設立した会社なので、製造業務には強い。創業一家が今ものれんを継いでいる。

取材に対応していただいた諸田常務は創業一家の方で、30代とおぼしき若き方だったが、しっかりした口調で教えてくれた。
仏壇とは元来、どういうものなのか?

「もともと仏壇は、家を新築したら新調するものでした。その家で亡くなった方がいなくても、です。元来は、仏様を祀るとして作ったものなんですね。各家に寺院を小型化したものを入れようという考えで、これは仏教の国の中でも日本固有のものです。現在では、ご先祖様を供養する意味合いが強くなっておりますが。
是非、日本の文化として、現世に生きる私達とご先祖様を、仏様に救ってくださるよう毎日手を合わせていただきたいものですね」

なるほど。仏壇と、そして携わる方の、悼む気持ちを知っている丁寧な話を聞くと心落ち着く感じでした。

<店舗データ>

三善堂 田原町店
東京都台東区西浅草1-1-18
TEL/03-3842-3010

三善堂 西浅草店
東京都台東区西浅草1-7-20
TEL/03-3845-3200

[全店]
年中無休(年末年始をのぞく)
AM9:30~PM6:30

www.3010shop.com/


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