国際通りの風物詩 「花家」で食べる昔ながらの焼きそば

日中に東京メトロ銀座線田原町の階段から地上に出ると、誰しもがソースの香ばしい匂いに食欲をくすぐられるはずだ。その、どこか懐かしい匂いの正体は焼きそばで、「焼きそば 甘味 花家」がつくっている。
国際通り名物といっていいその味は、戦後すぐから変わっていない。現在のお店の内観や机も60年以上ほぼそのまま。そのレトロさがとても落ち着く。

ここの焼きそばの特長は、そのシンプルさ。キャベツ、もやしと共に麺を味わう感覚が心地よい。独特の味わいなので、とにかく、来てみて食べてほしい。

「花家」では今日も、店の目の前で、美味しい匂いをさせながら、ご主人が焼きそばを焼いている。その前を気軽な挨拶で、知り合いや常連が通り過ぎる。
まさにこれが、国際通りの風物詩。

おかみさんがこのような話をしてくれた。
「こないだ、修学旅行生がうちに来たんだけど。『浅草見学で行きたいルート』という自作の紙に、浅草寺や雷門と並んでちゃんと『花家』って書いてあってねぇ。感動して、思わずおにぎりサービスしてあげちゃったわよ!」

ここには、お客と店との柔らかな交流がある。

 

<店舗データ>
焼きそば 甘味 花家(はなや)
東京都台東区西浅草1-1-18
TEL/なし
水曜 休(ただし、毎月20日以降の水・木曜は連休)
AM10:30~PM6:00
ホームページ なし


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